枯色や黄枯茶を滲ませるように重ねた、草木染の縦ぼかしが印象的な、真綿紬きもの。
明治17年創業、米沢織の名門・新田さんによる一枚です。紅花をはじめとする植物染料によるやわらかな色彩表現と、染めから織りまでを一貫して手がける丁寧なものづくりで知られる織元です。
こちらは、手引きの真綿糸を草木で染め、ふっくらと織り上げたお品。色調を揃えた縦ぼかしが布面に自然な陰影を添え、真綿糸ならではの節やゆらぎが奥行きを生み出しています。素朴でありながら、洗練を感じさせる佇まいです。
お稽古や普段のお出かけなどに。無地感覚のすっきりとした意匠は、季節の染め帯や織りの帯など、幅広い帯と合わせていただけます。空気を含んだようなやわらかな風合いは、肌寒くなる季節に心地よく寄り添ってくれるかと思います。
日々の装いに手仕事の温もりを感じさせてくれる一枚です。ぜひお手に取ってその柔らかな風合いをお確かめください。
帯はこちら:米沢織 栗繭ぜんまい 真綿 八寸名古屋帯
※モデル着用画像は色味がやや異なって見えます。商品画像が実物に近いお色味です。(モデル身長165cm)
よねざわ新田 草木染 米沢織 縦ぼかし 手引き真綿 証紙付き 身丈168 裄丈68
¥82,500価格
[寸法]
身丈(肩山から) / 168cm
裄丈 / 68cm
袖丈 / 49.5cm
前幅 / 25cm
後幅 / 30.8cm
[縫こみ(お直しできる寸法)]
身丈 / 4cm裄丈 / 2cm
袖丈 / 2cm
[素材]
表地 / 正絹胴裏 / 正絹
八掛 / 正絹
[色]
明度を抑えた枯色〜黄枯茶のグラデーション (参照:和色大辞典)
[商品の状態]
広衿
傷や汚れの見当たらない、とても良いコンディションです。
※撮影のためにモデルが短時間着用しております。
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