真綿糸にぜんまい繊維を織り込んだ、米沢織の無地八寸名古屋帯。
こちらは、山形県米沢市の南方、10を超える山々が連なる吾妻山麓に自生する栗の葉を食べて育つ野蚕、栗虫がつくる「栗繭」から取れる糸を用いて織り上げられたお品です。
ざっくりとした織りに浮かぶ細やかな繊維の表情。栗繭の落ち着いた艶と、ぜんまいのうぶ毛が生むまだらな濃淡が、織り地に穏やかな揺らぎを生み出しています。
空気を含んだ真綿ならではの、ふっくらとした風合いとしなやかさ。糸味の良さを生かしたシンプルな意匠は、同系の無地着物や、民藝的な趣の絣着物まで、広く受け止めてくれる汎用性の高さが魅力です。
野趣の中にも洗練された雰囲気が漂う、趣味性の高い一本。ぜひお手元でその風合いをご堪能ください。
着物はこちら:よねざわ新田 草木染 米沢織 縦ぼかし 手引き真綿 証紙付き 身丈168 裄丈68
※モデル着用画像は色味がやや異なって見えます。商品画像が実物に近いお色味です。
米沢織 栗繭ぜんまい 真綿 八寸名古屋帯
¥55,000価格
[寸法]
太鼓全長 / 122cm
太鼓幅 / 30.8cm
前部分全長 / 268cm
前部分幅 / 30.8cm[素材]
正絹[色]
淡い亜麻色 (参照:和色大辞典)[商品の状態]
傷や汚れの見当たらない、とても良いコンディションです。
※撮影のためにモデルが短時間着用しております。
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