無形文化財保持者、初山一之助氏による、長板正藍染の綿絽着物。
江戸時代、浴衣地の染色として発展した「長板中形染め」。約6メートルの長板に布を張り、型紙と防染糊を用いて両面から染め上げる、高い技術力と膨大な手間を要する伝統技法です。裏表なく染色されることで生まれる、裏表のない美しい染め上がりは、藍の深みと白の冴えを際立たせ、凛としたコントラストを生み出します。
天然藍ならではの澄んだ色合いと、精緻な柄の表現は、量産品では決して得られない手仕事ならではの魅力。今日ではその技術を継承する職人も少なく、手染めによる長板中形は大変貴重な存在となっています。
こちらは、七宝や青海波、亀甲などの吉祥文様が配された、端正かつ華やかな意匠のお品です。藍の濃淡と緻密な柄行きが織りなす気品ある佇まいは、夏の装いに涼感と格調を添えてくれます。
通気性に優れた綿絽生地は盛夏でも快適にお過ごしいただけます。半幅帯を合わせて浴衣としてはもちろん、長襦袢と名古屋帯を合わせることで、夏のお出かけ着としてもお召しいただけます。
仕付け糸付きの未使用品として入荷しました。この機会にぜひご検討ください。
帯はこちら:本麻 藍染 蓑亀 絞り染め 透かし織 名古屋帯
※モデル着用画像は色味がやや異なって見えます。商品画像が実物に近いお色味です。(モデル身長165cm)
初山一之助作 長板正藍染 綿絽浴衣 反端付き [仕付け糸付き未使用品] 身丈157 裄66
[寸法]
身丈(肩山から) / 157cm
裄丈 / 66cm
袖丈 / 49cm
前幅 / 25.5cm
後幅 / 30.5cm
[縫こみ(お直しできる寸法)]
身丈 / 9cm裄丈 / 2cm
袖丈 / 4cm
[素材]
綿[色]
明度を落とした藍色 (参照:和色大辞典)
[商品の状態]
バチ衿仕付け糸付き未使用品
※撮影のためにモデルが短時間着用しております。
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