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八丈島固有の風土から生まれた「染め」と「織り」が織りなす、美しい色彩と風合いが魅力の本場黄八丈。

 

本場黄八丈は、島に自生する八丈刈安やマダミを用いた草木染めと、椎の木を用いた泥染めによって染め上げられる、黄色・樺色・黒色の三色を基調とした絹織物です。染色には多大な時間と労力が費やされ、その堅牢で美しい光沢を持つ糸は「孫の代まで色褪せない」とも語られてきました。しかし過酷な染色工程ゆえ、現在では染めを担う工房は西條さんの一軒のみとなっています。

 

こちらは黒、深い墨色、山吹茶の三色でランダムな縞が表現されたお品。特に手間のかかる黒の糸を多用した黒八丈で、色斑が出やすいとされる黒色ながら、染めムラの少ない均一な発色が保たれています。丁寧な染めと織りの積み重ねが、その仕上がりからも伝わってきます。

 

織りの組織は、数百種類あるとされる綾織のひとつ、菱形の中にさらに菱形を重ねたような織柄が特徴の「まるまなこ」。綾織は機についている「足」を踏み分け、綜絖を上下させながら織り進めるため、その工程には高度な技術と集中力が求められます。

 

複雑な綾織ならではの立体感が縞模様に重なり、光の加減によって織柄が静かに浮かび上がります。細かな織りの変化が連なり、シンプルな縞の表情に濃淡と奥行きを添えています。黒と黄の対比は明快でありながら、まるまなこ特有の陰影によって、落ち着いた調和が保たれています。

 

塩瀬地の染め帯や風合い豊かな紬帯などの洒落帯と合わせて、普段のお出かけや気軽な集まりなどに。生地と意匠に力があるため、帯合わせは抑えた構成がよく映えるかと思います。

 

八丈島の風土が生んだ穏やかで奥深い色の重なり。工芸性と実用性を併せ持つ、黄八丈らしい一枚です。確か手仕事の染めと織りの妙を、ぜひお手元でご堪能ください。

 

 

帯はこちら:与那国ぐんぼう布 手織り 無地 八寸名古屋帯 証紙付き [未使用品]

バッグはこちら:利休バッグ 博多織地 幾何文

 

※こちらは証紙・反端は付属しません。風合いから本場黄八丈と判断しております。

※モデル着用画像は色味がやや異なって見えます。商品画像が実物に近いお色味です。(モデル身長165cm)

本場黄八丈 綾織 まるまなこ 縞 黒八丈 身丈166.5 裄67.5

¥0価格
  • [寸法]

    身丈(肩山から) / 166.5cm

    裄丈 / 67.5cm

    袖丈 / 49.5cm

    前幅 / 26.2cm

    後幅 / 30.2cm

     

    [縫こみ(お直しできる寸法)]
    身丈 / 11cm

    裄丈 / 6cm

    袖丈 / 3cm

     

    [素材]
    表地 / 正絹

    胴裏 / 正絹

    八掛 / 正絹

     

    [色]

    黒・明度を抑えた墨色・山吹茶 (参照:和色大辞典)

     

    [商品の状態]

    広衿

    傷や汚れの見当たらない、とても良いコンディションです。

    ※撮影のためにモデルが短時間着用しております。

     

     

    その他質問・ご不明点はこちらからお問い合わせください。

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