熟練の技を持つ職人たちの手によって生み出される本場結城紬。
真綿から手紡ぎされた糸を用い、手機で時間をかけて丹念に織り上げられます。糸を撚らずに織り上げることで生まれる、空気を含んだような、ふんわりとした柔らかな風合いを持つ、最上級の紬織物です。
こちらは、高機で織り上げられた渋茶系の地に、細やかな縞が走る端正な趣のお品。一本の経糸で構成された繊細な縞は、手紡ぎ糸ならではのわずかな揺らぎを含み、素朴な中に奥行きある表情を宿します。また、落ち着いた地色は、穏やかな光を吸い込むような柔らかさを感じさせます。
真綿を手引きした糸による地風は、ほどよく節が残りながらも、しっとりと肌に寄り添うやわらかな質感。軽やかな着心地で、年月とともに身体に馴染み、味わいを深めていきます。
無地感のある細縞は、帯合わせによって粋にも素朴にも着こなせる汎用性の高さが魅力です。木綿や紬の帯はもちろん、織や染めの洒落帯と合わせて、日々のお出かけやなど、さまざまな場面でお楽しみいただけます。
本場結城紬ならではの風合いと静かな品格を、どうぞお手元でご堪能ください。
帯はこちら:丹波布 草木染 手織り 民藝 八寸名古屋帯
※こちらは証紙は付属しておりませんが、反端には割印と高機で織られたことを示す「タ」のハンコがございます。
※モデル着用画像は色味がやや異なって見えます。商品画像が実物に近いお色味です。(モデル身長165cm)
本場結城紬 縞 高機 反端付き 身丈157 裄65
[寸法]
身丈(肩山から) / 157cm
裄丈 / 65cm
袖丈 / 49cm
前幅 / 23.5cm
後幅 / 29cm
[縫こみ(お直しできる寸法)]
身丈 / 7cm裄丈 / 6cm
袖丈 / 3cm
[素材]
表地 / 正絹胴裏 / 正絹
八掛 / 正絹
[色]
明度、彩度を上げた涅色 (参照:和色大辞典)
[商品の状態]
広衿
傷や汚れの見当たらない、良いコンディションです。
※撮影のためにモデルが短時間着用しております。
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