淡い灰白の地に幾何文が浮かぶ、本場筑前博多織の八寸名古屋帯。
細やかな織組織を背景に、源氏鼠や淡い紫を差し込んだ矢羽状の意匠が配され、静けさのなかに凛とした動きが添えられています。直線で構成された文様が帯に端正な表情を添え、装いにモダンな印象を添えるお品です。
経糸を多く張る博多織らしい構成に、緯糸には太撚りの柔らかな風合いの絹糸が用いられており、しっかりとした張りの中にしなやかさが感じられます。帯地には絹糸のほのかな光沢が広がり、結びやすさと美しい表情を兼ね備えた一本です。
現代的な感性にも寄り添う意匠で、小紋や紬など、幅広いお着物にお使いいただけます。袷から単衣の時期にかけて、きりりとした装いを引き立ててくれるかと思います。
未使用品として入荷いたしました。織味に個性の光る博多帯、この機会にぜひお試しください。
着物はこちら:御召し 単衣 細縞 [仕付け糸付き未使用品] 身丈163 裄67
※モデル着用画像は色味がやや異なって見えます。商品画像が実物に近いお色味です。
本場筑前博多織 幾何文様 八寸名古屋帯 [未使用品]
¥41,800価格
[寸法]
太鼓全長 / 115cm
太鼓幅 / 31cm
前部分全長 / 250cm
前部分幅 / 15.5cm[素材]
正絹[色]
生成り色・明度を抑えた白橡 (参照:和色大辞典)[商品の状態]
未使用品
胴無地部分に薄点あくが1点ございます。
※撮影のためにモデルが短時間着用しております。
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