涼やかな紗紬地に、染め分けでトンボが表現された名古屋帯。
透け感のあるしゃりっとした生地に、すっきりと配された蜻蛉の姿が印象的なお品です。銀煤竹とやわらかな鳥の子色の二色で構成された大胆な染め分けは、潔くもあり、どこか詩情を感じさせる意匠。シルエットで表現された蜻蛉は、直線と曲線の絶妙なバランス感覚で、帯に動きのある美しさと軽やかさを漂わせます。
夏の文様としても人気の蜻蛉は「勝ち虫」とも呼ばれ、前にしか進まないことから縁起のよい文様として古くから親しまれてきました。夏らしい遊び心を感じさせながらも、控えめな色遣いと構図の妙が品を保っており、幅広い年代の方にお召しいただけます。
上布や紗、絽などの夏きものと合わせて、盛夏のお出かけにぜひお楽しみください。
着物はこちら:十日町明石ちぢみ 紗紬 千切屋扱い 証紙付き 身丈172 裄67.5
※モデル着用画像は色味がやや異なって見えます。商品画像が実物に近いお色味です。(モデル身長165cm)
紗紬地 染め分け 名古屋帯 蜻蛉
¥36,300価格
[寸法]
太鼓全長 / 113cm
太鼓幅 / 31cm
前部分全長 / 260cm
前部分幅 / 15.5cm[素材]
正絹[色]
鳥の子色・銀煤竹 (参照:和色大辞典)[商品の状態]
多少の締め跡がありますが、傷汚れは無く、良いコンディションです。
※撮影のためにモデルが短時間着用しております。
その他質問・ご不明点はこちらからお問い合わせください。

