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苧麻本来の生成りの地に、規則的な横段を織り出した本場越後上布の八寸名古屋帯。雪深い地に育まれた、素朴な地風と涼やかな趣が美しいお品です。

 

国の重要無形文化財、そしてユネスコ無形文化遺産にも指定されている本場越後上布。新潟県南魚沼市・小千谷市を中心に織り継がれてきた、苧麻を原料とする日本最古の夏織物のひとつです。その起源は1200年前の奈良時代にまで遡り、現在もすべての工程を人の手によって行う厳格な手仕事が受け継がれています。

 

およそ30にも及ぶ製造工程を経て生まれる生地は、優れた通気性と吸湿性を備え、苧麻特有のさらりとした地風が、盛夏でも心地よい締め心地をもたらします。川端康成の「雪国」の中でも、『寒中に織った麻が暑中に着て肌に涼しいのは陰陽の自然』と記された、自然と人の営みが織りなす工芸織物です。

 

こちらは、越後上布の技術保持者・上村昭一さんによる八寸名古屋帯。自然な生成りの地に、黒の横段を端正に配した意匠には、苧麻の素朴な美しさと織の品格が宿ります。手績み糸ならではのわずかな揺らぎや節感が、無地感覚の中に豊かな表情を生み出しています。

 

布面には苧麻特有の清涼感と軽やかさが感じられ、さらりとした質感が着物に心地よく馴染みます。細く均一に績まれた糸を太撚りした糸には、力強さと繊細さが同居し、越後上布ならではの凛とした空気感が漂います。

 

上布や夏紬などに合わせて涼やかな夏姿に。無地感覚で合わせやすく、素材の美しさを引き立てながら、静かな品格ある装いをお楽しみいただけます。

 

手績み苧麻糸による繊細な織味と、越後上布ならではの涼やかな地風をご堪能いただける一本。ぜひお手元でその質感をご覧ください。

 

 

着物はこちら:本場宮古上布 菱華紋 蚊絣 身丈159 裄67

バッグはこちら:山葡萄かごバッグ 網代 花編み 中

 

※モデル着用画像は色味がやや異なって見えます。商品画像が実物に近いお色味です。(モデル身長165cm)

本場越後上布 八寸名古屋帯 上村昭一 証紙付き

¥264,000価格
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