国の重要無形文化財、そしてユネスコ無形文化遺産にも指定されている、本場越後上布。
本場越後上布は、新潟県南魚沼市・小千谷市を中心に織り継がれてきた、苧麻を原料とする日本最古の夏織物のひとつ。その起源は1200年前の奈良時代にまで遡り、現在もすべての工程を人の手によって行う厳格な手仕事が守られています。
およそ30にも及ぶ製造工程を経て生まれる生地は、吸水性・撥水性・通気性に優れ、苧麻特有のさらりとした地風が、汗ばむ季節でも肌にまとわりつかず、盛夏でも快適な締め心地です。
こちらは、越後上布の技術保持者・上村昭一さんによる八寸名古屋帯。
自然な生成りの地に、黒の経縞をすっきりと配したシンプルな意匠には、苧麻の持つ素朴な美しさと織の品格が宿ります。控えめながらも芯のある表情は、夏の装いに涼感と静かな存在感を添えてくれるかと思います。
上布や夏の紬と合わせて普段のお出かけに。本場越後上布の魅力を存分にご堪能ください。
着物はこちら:からむし織 会津上布 身丈168.5 裄64.5
※モデル着用画像は色味がやや異なって見えます。商品画像が実物に近いお色味です。(モデル身長165cm)
本場越後上布 八寸名古屋帯 重要無形文化財 上村昭一 証紙付き
¥264,000価格
[寸法]
太鼓全長 / 112cm
太鼓幅 / 31.8cm
前部分全長 / 265cm
前部分幅 / 16cm[素材]
苧麻[色]
彩度を抑えた枯色 (参照:和色大辞典)[商品の状態]
傷汚れは無く、とても良いコンディションです。
※撮影のためにモデルが短時間着用しております。
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