東南アジアを中心に広く伝わる、平織りの絣織物、イカット。
マレー語で「括る・結ぶ」を意味するイカットは、儀礼や日常に深く根ざした布文化として発展し、独特の意匠と絣の織りなす表情には、手織りならではの温もりが宿ります。
こちらは、国防色を基調とした地に、抽象的な草花が浮かぶ名古屋帯。縞に沿って繰り返し配された模様にはわずかな揺らぎがあり、素朴な地風にリズムと余白が感じられます。
木綿ならではのさらりとした地風は、肌触りと風通しがよく、締め心地も良好。木綿や紬などの普段着と合わせて、気負わず楽しめる一本です。
洒落味のある配色と異国情緒を感じさせる意匠が、装いにさりげない個性を添えてくれるかと思います。ぜひこの機会にご検討ください。
着物はこちら:米沢織 紅花染 真綿紬 横段ぼかし 身丈161 裄64.5
※モデル着用画像は色味がやや異なって見えます。商品画像が実物に近いお色味です。
イカット 木綿 手織り 経絣 名古屋帯
¥0価格
[寸法]
太鼓全長 / 110cm
太鼓幅 / 30cm
前部分全長 /284cm
前部分幅 / 15cm[素材]
綿帯裏:正絹
[色]
やや明度を抑えた国防色 (参照:和色大辞典)[商品の状態]
傷や汚れの見当たらない、とても良いコンディションです。
胴部分片面、太鼓山から60cm辺りに小さな薄点くすみが1点ございます。
※撮影のためにモデルが短時間着用しております。
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