落ち着いた鶯茶を背景に、端正な格子が表現された本場結城紬。
熟練の職人たちの手によって多数の工程を経て生み出される本場結城紬。真綿から手紡ぎされた糸を用い、手機で時間をかけて丹念に織り上げられます。糸を撚らずに織ることで、空気を含んだようなふんわりとした柔らかな風合いが生まれます。
こちらは、その無撚の真綿糸を用いて高機で織り上げられたお品。渋い鶯茶の地に浮かぶ格子には鮮やかな青緑がアクセントとして効いており、落ち着いた色彩のものが多い本結城の中でも個性が感じられる一枚です。差し色ではありますが同系の色幅に収まっているため馴染みが良い、製作者のセンスが光る意匠です。
季節の染め帯や紬の帯と合わせて、日々のお出かけや観劇、お茶のお稽古などにお召しいただけます。特に無地感の帯とは合わせやすく、すっきりとした着姿にまとまります。
長く着るほど身体になじみ、味わいを深めてゆく本場結城紬。育てる紬と称されるその魅力を、ぜひお手元でご堪能ください。
帯はこちら：紬地 手織り 九寸名古屋帯
バッグはこちら：ORSETTO ワンハンドル フェイクファー 巾着
※モデル着用画像は色味がやや異なって見えます。商品画像が実物に近いお色味です。(モデル身長165cm)
本場結城紬 格子 高機 証紙付き 身丈166 裄68.5
[寸法]
身丈(肩山から) / 166cm
裄丈 / 68.5cm
袖丈 / 48cm
前幅 / 28cm
後幅 / 32cm
[縫こみ(お直しできる寸法)]
身丈 / 2cm裄丈 / 3cm
袖丈 / 1cm
[素材]
表地 / 正絹胴裏 / 正絹
八掛 / 正絹
[色]
明度を抑えた鶯茶 (参照：和色大辞典)
[商品の状態]
広衿
傷や汚れの見当たらない、とても良いコンディションです。
胴裏に微かな薄くすみが一点ございます。
※撮影のためにモデルが短時間着用しております。
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