手績み苧麻の風合いと深い藍の色彩が調和した、工芸味豊かな九寸名古屋帯。
緯糸には一本一本手績みした苧麻糸、経糸には機械紡績の苧麻(ラミー)を用い、手機で丹念に織り上げたお品です。極細の苧麻糸によって織り上げられた帯地は、麻とは思えないほどしなやかで、ほのかな艶を帯びた上質な風合い。手績み苧麻ならではの繊細な糸味は、宮古上布にも通じる、気品ある質感を感じさせます。
深く染められた本藍の地には、白絣と緑の細縞を配し、片側にはかすれた絣を織り込んだ印象的な意匠。整然とした縞のリズムの中に、手織りならではの自然な揺らぎや絣のかすれが調和し、端正さと素朴さを併せ持つ豊かな表情を生み出しています。
日本各地の上布や夏大島、明石ちぢみ、高級浴衣など幅広い夏の装いに。工芸織物にはもちろん、すっきりとした染めの着物にも自然に調和し、落ち着きのある着姿をお楽しみいただけます。
本藍染の地は経年変化によりやや褪色が見られ、表面にもわずかな毛羽立ちがございますが、角の擦れや破れなどはなく、大切に扱われてきたことがうかがえます。時を重ねたことで生まれた奥行きのある風合いが、工芸織物ならではの趣をいっそう引き立てています。
手績み苧麻と本藍、そして時間が育んだ豊かな風合いを、ぜひお手に取ってお確かめください。
着物はこちら:十日町明石ちぢみ 縞 横段 [仕付糸付き未使用品] 身丈177 裄丈69
バッグはこちら:利休バッグ 博多織 紗 献上唐草
半衿はこちら:小千谷縮 本麻 絽半衿
※モデル着用画像は色味がやや異なって見えます。商品画像が実物に近いお色味です。(モデル身長165cm)
手績み苧麻 本藍染 絣 手織工芸 九寸名古屋帯
¥66,000価格
