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淡い色彩の地に、紅露と琉球藍による絣をあしらった八重山上布の名古屋帯。やわらかな色彩と苧麻ならではの涼やかな風合いが調和したお品です。

 

八重山上布は、沖縄県八重山諸島を中心に織り継がれてきた伝統織物。苧麻から採った繊維を一本一本手で績み、手括りや摺り込みによる絣作り、島に自生する植物を用いた草木染、そして手機による製織など、数多くの手仕事を経て生み出されます。織り上げた後には天日干しや海晒しを行い、さらに木槌で丁寧に打ち込むことで、独特の艶としなやかさを備えた布へと仕上げられます。2024年には国の重要無形文化財にも指定され、その価値が改めて注目されています。

 

こちらのお品は、紅露(クール)によるやわらかな赤褐色と、琉球藍による淡い藍色を用いて、絣を控えめに配した意匠。余白を生かした構成の中に浮かぶ絣は、夕映えに染まる稜線の上を渡る鳥の姿を思わせます。紅露と藍が香色の地に溶け込み、草木染ならではの自然な色の重なりを見せるとともに、簡潔な意匠の中には八重山の風土や自然への眼差しが感じられます。素材や技法の美しさだけではなく、静かな情景を織り込んだような表現にも工芸的な趣が漂います。

 

緯糸に手績み苧麻を用いた地風は、上布ならではのしゃりっとした肌触りと、ほどよい張り感を備えています。手績み糸特有の細かな節や糸の揺らぎも自然な景色として浮かび上がり、手仕事ならではの豊かな表情をお楽しみいただけます。

 

上布や夏紬などと合わせて夏のお出かけに。草木染のやわらかな色彩が、夏の装いに穏やかな彩りを添えてくれます。

 

八重山の自然と職人の手仕事によって育まれた風合いを感じていただけるお品です。素朴な美しさの中に宿る八重山上布ならではの魅力を、ぜひお手元でお確かめください。

 

 

着物はこちら:東郷織物製 夏大島 波千鳥文 手織絣 120亀甲 加納別誂 証紙付き [仕付け糸付き未使用品] 身丈166.5 裄70

バッグはこちら:山葡萄かごバッグ 網代編み 中

半衿はこちら:小千谷縮 本麻 絽半衿

 

※モデル着用画像は色味がやや異なって見えます。商品画像が実物に近いお色味です。(モデル身長165cm)

本場八重山上布 草木染 手織り 名古屋帯

¥198,000価格
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