やわらかな白梅鼠の塩瀬地に、地紙を配した名古屋帯。扇面には葡萄の葉と実が描かれ、穏やかな秋の気配が映し出されています。
葉には鈍色の濃淡、実は似せ紫と松葉色で控えめに彩られ、繊細な線描や金彩のあしらいが、落ち着いた華やぎを添えています。塩瀬ならではの滑らかな地風が、染めの表情をやわらかく引き立て、締め心地の良い生地と品のある意匠は、小紋や紬などの装いに寄り添います。
静かな彩りのなかに、季節の趣がそっと息づく一本。秋の装いに、さりげない風情を添えてくれるお品です。この機会にぜひお手に取ってご覧ください。
着物はこちら:二代目 六谷梅軒 伊勢型紙 小紋 蓑亀 落款入り [仕付け糸付き未使用品] 身丈165 裄66
※モデル着用画像は色味がやや異なって見えます。商品画像が実物に近いお色味です。
塩瀬 金彩 手描き 葡萄 名古屋帯
¥0価格
[寸法]
太鼓全長 / 112cm
太鼓幅 / 31.5cm
前部分全長 /262 cm
前部分幅 / 15.6cm[素材]
正絹[色]
白梅鼠 (参照:和色大辞典)[商品の状態]
目立つ傷汚れは無く、良いコンディションです。
太鼓の上下、折り目部分にごく淡いやけがございます。着用時には見えませんが神経質な方はご遠慮くださいませ。
※撮影のためにモデルが短時間着用しております。
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