優しい色調と素朴な風合いが魅力の真綿八寸帯。
真綿のやわらかさに、ぜんまいのぬくもりと残糸の控えめな彩りが添えられたお品です。
経糸には、ぜんまいの綿毛を撚り込んだ糸を用い、緯糸とともに真綿糸を束ねた状態でざっくりと手織りされています。太さのある糸の構成により、織り目は目視できるほど粗く、空気を含んだような柔らかさと、素朴な味わいを生み出しています。
生成りと淡い空五倍子色の糸を基調に、残糸を織り込んだ緯糸のラインが静かなアクセントに。まばらに浮かぶ藍、赤、緑などの色糸が、無地感の中に個性と手仕事の余韻を添えています。
柔らかくしなやかな帯地は締め心地も軽やか。真綿ならではの風合いが、木綿や紬などの普段着にやさしく寄り添い、表情を引き立ててくれるかと思います。
手仕事の温もりと風合いを、ぜひお手元でお確かめください。
着物はこちら:奥順製 本場結城紬 100亀甲 色紙文 地機 証紙付き [仕付け糸付き未使用品] 身丈168 裄68
※モデル着用画像は色味がやや異なって見えます。商品画像が実物に近いお色味です。
ぜんまい 残糸織 真綿紬 横段 手織り 八寸名古屋帯
¥0価格
[寸法]
太鼓全長 / 113cm
太鼓幅 / 31.4cm
前部分全長 / 250cm
前部分幅 / 31.4cm[素材]
正絹[色]
生成り・淡い空五倍子色 (参照:和色大辞典)[商品の状態]
傷や汚れの見当たらない、とても良いコンディションです。
※撮影のためにモデルが短時間着用しております。
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