落ち着いた草木染の色糸を重ね、変わり織で表情豊かに織り出された八寸名古屋帯。緑の濃淡や黄土色、枯茶など、多彩な糸が水平に走り、自然の景色を思わせる穏やかなグラデーションを描き出したお品です。
緯糸に幅約5mmの布を用いて畝を立たせることで、光の角度によって陰影が生まれ、素朴さの中に深みのある質感が宿ります。草木染のやわらかな発色がそれぞれの色糸に宿り、織り重ねた畝の奥に静かな温かみが漂います。
落ち着いた彩度の色構成は、紬や木綿などのカジュアル着に自然に馴染み、装いにさりげない存在感を添えてくれます。水平のゆらぎが生む独特のリズムは、締めるたびに新鮮な景色を見せてくれるかと思います。
素朴な素材感と奥行きが調和した八寸帯。優しい色の重なりと、立体的な織りの味わい深い質感を、ぜひお手に取ってご覧ください。
着物はこちら：草木染 真綿紬 細縞 [仕付け糸付き未使用品] 身丈160 裄丈65
※モデル着用画像は色味がやや異なって見えます。商品画像が実物に近いお色味です。(モデル身長165cm)
変わり織 草木染 緯畝 八寸名古屋帯
¥58,300価格
[寸法]
太鼓全長 / 113cm
太鼓幅 / 32cm
前部分全長 / 267cm
前部分幅 / 16cm[素材]
正絹[色]
革色の濃淡・桑茶・他 (参照：和色大辞典)[商品の状態]
傷や汚れの見当たらない、とても良いコンディションです。
※撮影のためにモデルが短時間着用しております。
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