なめらかな光沢の塩瀬地に、手描きで葛の花があしらわれた名古屋帯。
やや彩度を抑えた憲法色を背景に、淡い抹茶色と洗朱の花弁が映え、秋の気配をそっと添える意匠です。蔓を円形に配した構図は、余白を生かした品のある構成で、手描きならではの線の柔らかさと金彩の輪郭が相まって、しっとりとした気品を感じさせます。
花弁の一部には刺繍が添えられており、繊細な煌めきが全体に立体感を与え、控えめながらも華やかさのある表情。秋草を象徴する葛の意匠が、季節の移ろいを静かに映し出します。
やわらかな地風の塩瀬は締め心地もよく、小紋や無地、軽めの付下などにもすっきりと寄り添います。ご友人とのお食事や芸術鑑賞など、初秋のお出かけに落ち着きと洒落味を添える一本として、ぜひお手元にお迎えください。
着物はこちら:小紋 花丸文 金彩 [仕付け糸付き未使用品] 身丈168 裄68
※モデル着用画像は色味がやや異なって見えます。商品画像が実物に近いお色味です。
塩瀬 手描き 葛 金彩 刺繍 名古屋帯
¥46,200価格
[寸法]
太鼓全長 / 114cm
太鼓幅 / 30.2cm
前部分全長 /254cm
前部分幅 / 15.2cm[素材]
正絹[色]
やや彩度を抑えた憲法色 (参照:和色大辞典)[商品の状態]
傷や汚れの見当たらない、とても良いコンディションです。
※撮影のためにモデルが短時間着用しております。
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