深い山吹茶を基調に、草木染による深緑や焦茶で横段の意匠を織り出した、首里道屯織の八寸名古屋帯。
首里織は、琉球王国の王族や士族の装束として発展した、沖縄を代表する染織のひとつ。一越ずつ丁寧に織り進めるその仕事には、長い時間と高い技術が求められ、気品ある風合いと確かな工芸性が宿ります。王朝文化の美意識を今に伝える織物として、職人の手により受け継がれています。
こちらは、道屯織(ロートン織)特有の、浮かび上がるような横段の畝が印象的なお品。草木によって染められた深みのある色が穏やかに重なり合い、緯糸を束ねて通すことで生まれる畝が、横段にやわらかな揺らぎをもたらします。均質ではない手仕事ならではの表情が、布面にさりげない変化を添えています。
畝織りの立体感と、ざっくりとした質感の紬糸が織りなす奥行きある陰影。やわらかな節感を含んだ地風には、手仕事の温もりと、道屯織ならではの構成の美しさが表れています。
しっかりと打ち込まれた帯地は、密度と厚みを持ちながらも、しなやかに身体に沿い、美しい帯姿を生み出します。様々なカジュアル着と合わせて、お出かけや観劇など、日々の装いの中でお楽しみください。
素朴さと洗練が静かに調和した首里道屯織。確かな手仕事と草木染の優しい色彩を、ぜひお手元でご覧ください。
着物はこちら:浮織 紬地 単衣 [仕付糸付き未使用品] 身丈163 裄66
バッグはこちら:利休バッグ 博多織 紗地 源氏車
※モデル着用画像は色味がやや異なって見えます。商品画像が実物に近いお色味です。
首里道屯織 草木染 横段 紬地 八寸名古屋帯
¥74,800価格
